オイリーな生活

“きのこ”と“ナッツ”で健康ライフ

“きのこ”と“ナッツ”が人の健康に関わる、共通する大きな特徴は、必須栄養素を豊富に含んでいることです。
必須栄養素とは、10種類のアミノ酸と2種類の脂肪酸で、人の体内で作れない、食事で補給するしか方法の無い、必ず必要な栄養成分です。

不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)の健康効果・効能

クルミ・アーモンド・ピーナッツ・カシューナッツなどナッツ類、
エゴマ・ひまわり種・かぼちゃ種などシード類に含まれる健康成分が不飽和脂肪酸です。

人類の進化の過程におけるナッツ類とシード類の役割

約20万年前頃に登場したのが我々現代人と同じグループの現生人類ですが、樹上生活から草原への移行過程での糧はドングリなどの木の実でした。
人類には地域差はありますがクルミ、アーモンド、ビスタッチオのナッツ類を主な栄養源として進化してきた歴史があります。
古代遺跡の貝塚からは、きのこ・ハスの実・魚介類・野鳥卵などが発掘されており、古代人の食べ物から、現代人の肉体が維持され進化して生き長らえてきたことが窺がえます。

これまでの常識をくつがえす脂質の健康効果とは!

人の身体成分は、水分(60%)・タンパク質(20%)・脂質(14%)・ミネラル(5%)・糖質(1%)でできています。
脂質は生体中に存在する水に溶けない(溶けにくい)有機化合物です。一般の消費者では、太るものというような認識しかしていない方が多いようですが、脂質にはビタミンA,D,E,KやコエンザイムQ10も含まれており、タンパク質などと同じに生命にとって不可欠な成分です。
特に、日本人に不足している栄養素が“脂質”とミネラルだといわれます。
長寿国と云われるこの国で、アルツハイマー病やぼけ老人といわれる脳疾患患者の比率が高いのも脳の組成成分の50%を占める脂質不足が原因ではと言われ、脳梗塞や動脈硬化などの血液・血管に関わる疾患にも関係しています。

  • 食事で摂取した脂質(脂分)が直接に体脂肪として蓄積されて肥満の原因になる訳ではありません。
    肥満の元になるのは炭水化物(パン・うどん・ご飯など)や糖質(砂糖)が体脂肪に変化して蓄えられるのが原因です。
  • 不飽和脂肪酸(オメガ3・6)は必須脂肪酸と云われて、食事からしか摂取できない必須栄養素で、脳の成分・細胞膜の成分・血管を若々しくするのに大きく関わっています。

脂質の役割

  • 生体膜の成分として
  • エネルギーを貯蔵する目的として
  • 身体の体温を保つ断熱材として
  • 皮膚を保護するものとして
  • 脂溶性ビタミンとして
  • 代謝活性をコントロールするホルモンとして
  • 血圧、体温、筋肉のはたらきをコントロールするものとして

オメガ3・オメガ6・オメガ9不飽和脂肪酸の効果・効能
(食事からしか摂取できない必須栄養素)

  • 動脈硬化の予防
  • 高血圧の予防
  • アレルギー症状の緩和
  • アトピー性皮膚炎の改善
  • 学習能力の向上
  • 記憶力の回復
  • 悪玉コレステロール減少
  • 抗老化
  • 若返り
  • 美肌
  • 美白
  • ターンオーバーの促進
  • 体力増進

<脂肪酸の健康的な摂り方>脂肪酸の摂取はバランスが大切です

脂肪酸分類飽和脂肪酸一価不飽和脂肪酸多価不飽和脂肪酸
最適な摂取比率

(3)対(4)対(3)の比率が最適ですが、日本人の一般的な食習慣では飽和脂肪酸(肉類・バター・マーガリン等の脂質)の比率が高く、一価不飽和脂肪酸(ピーナッツ)や多価不飽和脂肪酸(クルミ・エゴマ)が不足傾向にあります。

不飽和脂肪酸が不足すると・・・

(n-3系脂肪酸)発育不足、皮膚炎、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、学習能力・集中力低下
(n-6系脂肪酸)発育不足、皮膚炎、動脈硬化

不飽和脂肪酸を摂りすぎると

(n-3系脂肪酸)げっぷ、吐き気、鼻血、軟便
(n-6系脂肪酸)脂質異常症、動脈硬化、アレルギー症状の悪化

効果効能の詳細

動脈硬化の予防

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、エゴマ(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、カシューナッツ(オイル・搾り粉)、LDL(悪玉コレステロール)を減らして、血管中の血栓ができにくくすることで動脈硬化を予防します。

高血圧の予防

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、エゴマ(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、カシューナッツ(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)特に、不飽和脂肪酸の多価不飽和脂肪酸n-3系αリノレン酸やDHAが予防に効果が期待できます。

アレルギー症状の緩和

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、不飽和脂肪酸の多価不飽和脂肪酸のn-6系Υ-リノレン酸、n-3系列EPAに、アレルギー症状を和らげる効果があると言われます。

アトピー性皮膚炎の改善

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、不飽和脂肪酸の多価不飽和脂肪酸のn-3系列Υ-リノレン酸が改善に効果があると言われます。

学習能力の向上

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、エゴマ(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)、不飽和脂肪酸の多価不飽和脂肪酸のn-3系DHAやαリノレン酸は、脳を活性化させて、特に幼児・児童の脳の成長を促進させます。 DHAは脳内に入ることができ、神経細胞に働きかけて記憶や学習能力を高めます。

記憶力の回復

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、エゴマ(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)、特に、DHAは記憶力を高めて高齢者の脳機能の維持・回復効果が期待できます。

血液を綺麗にします

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、エゴマ(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)、不飽和脂肪酸は、常温でも液状で柔らかいので、血液中の悪玉コレステロールを低下させて血管の詰まりを予防する効果が期待できます。

悪玉コレステロール減少

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、カシューナッツ(オイル・搾り粉)、不飽和脂肪酸の一価不飽和脂肪酸のオレイン酸、DHAやEPA、アラキドン酸、Υ-リノレン酸には悪玉コレステロールを減らす作用があります。

抗老化・若返り

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、アーモンド(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)、エゴマ(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、カシューナッツ(オイル・搾り粉、かぼちゃ種(オイル・搾り粉)

美肌・美白

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、かぼちゃ種(オイル・搾り粉)、搾りたての新鮮なバージンオイルを直接にお肌に1〜2滴塗るだけで、しっとりと潤います。 (保存料、増量剤の無い安全安心な基礎化粧品です。)

ターンオーバーの促進

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、アーモンド(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)、

体力増進

多く含む食品:多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、かぼちゃ種(オイル・搾り粉)、不飽和脂肪酸は、脂質として高いエネルギーがあり、炭水化物からのエネルギー摂取と比べて肥満のリスクが軽減します。

目の機能を改善する

多く含む食品:クルミ(オイル・搾り粉)、不飽和脂肪酸の多価不飽和脂肪酸n-3系に含まれているDHAが目の機能に働きかけます。

肥満予防・便秘解消

多く含む食品:アーモンド(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、カシューナッツ(オイル・搾り粉)、クルミ(オイル・搾り粉)、かぼちゃ種(オイル・搾り粉)アーモンドには、ごぼうの2倍、玄米の7倍の食物繊維が含まれる。

ミネラル補充・貧血

多く含む食品:アーモンド(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、カシューナッツ(オイル・搾り粉)、かぼちゃ種(オイル・搾り粉)アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツやひまわり種、かぼちゃ種は、鉄分、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含みます。

安眠・精神安定

多く含む食品:アーモンド(オイル・搾り粉)

生殖機能の維持・更年期障害の改善

多く含む食品:かぼちゃ種(オイル・搾り粉)、ひまわり種(オイル・搾り粉)、カシューナッツ(オイル・搾り粉)

ダイエット向き

多く含む食品:カシューナッツ(オイル・搾り粉)、アーモンド(オイル・搾り粉)、クルミ(オイル・搾り粉)、ピーナッツ(オイル・搾り粉)、かぼちゃ種(オイル・搾り粉)

女性ホルモンバランスを整える

多く含む食品:かぼちゃ種(オイル・搾り粉)、アーモンド(オイル・搾り粉)、カシューナッツ(オイル・搾り粉)